WBCは、日本が優勝という1番いい結果で終わりましたね。
私はずっと見ていて、感じるものが多かったです。
みんな好調のなか、ずっと打撃不振だった村上選手。みんなが盛り上がっているなか、自分だけ打ててない、活躍してない、と本当に辛かったと思います。
チームが勝利して嬉しいけど、自分は…という感じで、心の底から喜んでいいのかどうか村上選手の立場だと、複雑ですよね。
SNSでも、辛いことを書かれたり。
そんななかでも、ずっとスタメン起用され、相当なプレッシャーだったと思います。
一般の人であれば、逃げ出したくなる状況ですよね。
それでも、村上選手は打席に立ち、打てなくても、再び打席に立ち続けて、メンタルが強くないとできない事です。
そして、皆さんの記憶に残る、メキシコ戦の最後、村上選手がタイムリーを打ち逆転勝利しました。
不調からの一気に好転した出来事でしたね。
今までの打席であったり、あの空気の中で、あのような会心の一撃ができるのは、本当にすごいなぁと思いました。
そして翌日の決勝戦では、ホームラン。
最後の最後に、本来の村上選手の持ち味が出ました。
人間には誰しも好不調がある、と言いますが、不調の時は本当に辛いですよね。
何をしても上手くいかない、空回り…。
変に焦って間違った選択をしてしまったり。
村上選手を見て感じたのは、
「不調でもいずれは好調になる」
「常に準備を怠らなければ、いいことが起こる」
「辛いとき、どう過ごせばいいか考える」
ということです。
私自身、現在、仕事がなかなか決まらずにいます。
求人はいつも見ていますが、なかなか自分に合うのがないなぁと思うことが多いです。
そんな状況でWBCを見て、村上選手もあれだけ耐えて、最後にようやく好調になった姿を見ると、「私も今は耐える時期だ」「いつでも仕事ができるように健康に気をつけよう、メンタルを維持しよう」と思うようになりました。
仕事はしていなくても、外に出たり、毎日お化粧したり、着替えももちろんしています。
通常のように振る舞うのが、自分自身を保つ方法のひとつだと感じます。
栗山監督は、不調の村上選手をずっと信じて、最後までスタメン起用しました。
「信じる気持ち」を持ち続けると、やがて実になることも証明されました。
自分で自分を心の底から信じているか、と聞かれたら、今の私であれば、しどろもどろな受け答えになります。
私も自分を信じるような考え方をしていこう。