最強メンバーと言われる侍ジャパン。
メディアも観客も、誰もが注目するのは大谷選手です。
打つも投げるも、両方で活躍しています。
次に注目されているのは、ヌートバー選手。
ボールの見極め、ヒット、フライキャッチなど、勝利への情熱が伝わります。
中国に勝ち、そして宿敵韓国には大差をつけての勝利をしました。
個人として結果を残したい選手も、もちろんいると思います。
でもWBCは、日本代表として日本を優勝に導かないといけません。
個人的な意見ですが、中国戦、韓国戦の2試合を見て、チームの為に、もしくは次に繋げようと戦っている選手ほど、活躍していると思いました。
派手さはなくても、最も活躍しているのは近藤選手だと、私は思います。
彼は「確実性」をきっちり判断し、無駄に打とうとはせず、ボールは見送る。
そして、打ったときはヒットになる。ホームランも出ましたよね。
最も信頼できる選手の1人です。
そして吉田選手も常にヒットを出しています。
「吉田選手なら打つだろう」と誰もが思うほど、安定感抜群です。
2人とも「自分が自分が」という我の欲はないはずです。
韓国戦、先制点を取られ、勝つのは厳しいかな、と思いました。
ですが、1人が打ち、その後コツコツと打って繋げた結果、勝利となりました。
「コツコツと継続的に」というのは、仕事にも置き換えることができますよね。
大きい仕事をやってのける人もいます。もう一方で、地道に仕事をする人もいます。
組織として求められるのは、無駄がない、確実性、きちんとやりきる人だと思います。
こういった安定感バツグンの人がいないと、会社は崩れやすいです。
近藤選手を見て、「確実なことをコツコツと継続的にすれば、いつか必ず大きな実になる」と感じました。