先日、「女性の働きやすさランキング」が発表され、先進国25か国のうち、日本はワースト2位でした。
「女性が」というより、男女関係なく働きやすいといえる職場は数少ないですよね。
中小企業には離職率が多い会社がありますが、今では有名な大手企業でも辞めてしまう状況です。
筆者は社会人歴17年目、転職は(ざっくりと)7回繰り返し、色んな職場を見て来ました。そして、どうしたらそんな環境を避けることができるのか、考えつきました。
そこで、本記事では、働きづらい職場の特徴6選を解説し、その環境を避ける方法もご紹介します。
転職を考えている方は、次の仕事を選ぶときに、ぜひご参考にしてください。
働きづらい職場の特徴6選
上司の性格に難がある
上司の性格に難があると、働きづらいです。
なぜなら上司の性格が、職場の雰囲気に影響を与えるからです。
例えば、機嫌が悪くキツい上司だと、質問しづらかったり、気兼ねなく話しづらかったりと、上司を恐れるあまり、みんなが思うように働けない職場になってしまうからです。
そのような職場は居心地が悪く、気持ちまで滅入ってしまいます。
自分自身とは合わない雰囲気
他の人が居心地よくいられる職場でも、自分自身と雰囲気が合わないと、働きづらいと感じます。
人の感性は人それぞれであり、いい職場でも何か自分には合わないな…と感じることがあります。それは、ご自身の直感でなければわかりません。
働いていて、「何となく肌に合わない」という感覚が出てくる場合があります。
ワンマン経営
ワンマン経営は、職場をネガティブにさせる場合がほとんどなので、働きづらい環境です。
ワンマン経営とは、経営者の考えのみで会社を運営することで、部下の意見は聞き入れないスタイルです。
どんなアイデアがあっても受け付けてくれない環境だと、やる気は失せますよね。
また、経営者の理念に合わなければ、不満も出てきます。
人間関係が最悪
働きづらい職場の多くは、人間関係が最悪なところです。
ネチネチ言ってくる人、威圧感をかけてくる人、いじわるをする人など、味方がおらず、良好な関係が保てないと、メンタルまで崩れてしまいます。
また、失敗したときにフォローやアドバイスをくれない職場も、気にかけてくれない職場なので、働きづらいです。
女性ばかりの職場
女性あるあるになりますが、女性ばかりの職場は働きづらいです。
女性だらけの職場の上司は、気が強い性格の人が多く、気に入らないことがあると、あからさまに不機嫌になり、場の雰囲気を悪くさせるからです。
また、周りに合わせないと、陰で悪口を言われることもあります。
女性の多くは、共感や同調を求めるので、ひとり違う意見を言ったり、行動をしたりすると、その日から、軽く仲間はずれにされる場合があります。
このように、女性が女性ばかりの職場に入ると、辛い思いをすることが多いです。
自由がきかない
自由がきかないとは、ずっとその場にいないといけない、お手洗い行く時も声をかけないといけない、といった特殊なことです。
機械オペレーターなど、その場にいないといけない職種は、身動きがあまりとれません。
お手洗いさえも、自由に行けないのは辛いですし、伝えるのも恥ずかしいですよね。
このように特殊な決まりごとがあり、自由に動けない職場は働きづらいです。
働きづらい職場を避ける方法
面接に行ったときに違和感があれば断る
面接に行ったときの直感は大事です。第一印象で、何か違うな…と思ったら採用されても辞退を考えましょう。
違和感を感じつつ採用されても、モヤモヤが残り、実際働きはじめると、後悔するからです。
なかには、思っていたより働きやすかったという方もいらっしゃいますが、それは稀です。
ここで働くんじゃなかった…と後悔したくなければ、ご自身の違和感に敏感になりましょう。
派遣であれば担当者に企業の詳細を聞く
派遣のメリットは、営業担当者に応募したい企業の詳細が聞けることです。
企業の様子や仕事内容を詳しく聞くことで、自分に合うかどうか、判断できるからです。
筆者の経験ですが、気になった企業を問い合わせたら、「そこは忙しいですよ」と教えてくれたので、受けなかったエピソードがあります。
仕事をするにあたって、自分1人では不安を感じる方は、派遣はおすすめです。
求人に載っているポジティブな情報を疑う
求人に載っている言葉で「楽しい」「アットホーム」「やりがい」など、あからさまなポジティブ言葉に気をつけましょう。
そういった企業は、大抵ブラック企業です。いいように書いて、求職者を引き寄せる罠です。
また、給料が異常に高かったり、月収の最低〜最高金額の振り幅が広すぎる求人も危ないです。
ポジティブな言葉を謳っている求人は、避けるのが賢明です。
まとめ
今回は、働きづらい職場の特徴6選と、その環境を避ける方法についてご紹介しました。
働きづらい環境にいると、いずれ精神的に崩れていきます。そうならないためにも、いかにして避けるかが大事になってきます。
ご自身の直感を大事にして、少しでも違和感を感じたら避けるのが無難です。
ぜひ、今回の記事をご参考して、あなたに合う職場で働きましょう。