「正社員で働いているけど、給料低いし休みも少ないし、もう嫌だ…」
こんな悩みありませんか?
私も同じ経験をしたことがあるので共感できます。
今は働き方も多様化し、「正社員=当たり前」が崩れてきました。
そこで需要が多くなっているのが「派遣社員」です。
派遣社員と聞いて、「イマイチ信用ができない」「バイトと一緒」と思って、スルーするのはもったいないです。
実際、派遣社員として1年半働いている私は「派遣社員になってよかった」と思っています。
レベルの高い仕事をしてきた人、プライドがある人、高給取りの人にはもちろん派遣は合っていません。
ですが、「正社員だけど低収入な人」「低収入かつ休みが少ない人」には読んでもらいたい記事です。
そこで、「派遣社員の実態」と「派遣になってよかったこと」を解説します。
派遣社員の実態
「派遣社員って実際どんな感じなの?」と疑問に思う方が未だに多いです。
正社員の経験しかない人には、いいイメージが持たれませんが、大手派遣会社であれば何も問題ありません。
給料はきちんと支払われますし、社会保険も完備されています。
分からないことやトラブルがあっても、派遣会社に電話すればスタッフが対応してくれるので、心配しなくて大丈夫ですよ。
ここでは、みなさんが気になる、働く様子と給料について解説します。
派遣社員として1日の働く様子
初日は右も左も分からない状態まので、既存の社員さんから色々と教えてもらい、指示されたことを行います。
これは派遣社員じゃなくても、どの雇用形態でも一緒ですよね。
初日から数週間がたって慣れてくると、他の業務を手伝うようになります。
注意すべき点は、契約書にきちんと業務内容を記載している企業と、そうでない企業があるので、どこまでが派遣社員の業務範囲なのかは、入ってみないとわかりません。
ですが、派遣社員に責任のあることは任せないので、プレッシャーをあまり感じずに済みます。
ここが正社員と派遣社員の仕事内容の違いです。
契約時間が決まっているので、仕事が終了時間になれば、周りを気にすることなく即帰宅できます。
タイムカードは、派遣会社のほとんどがネット管理になっているので、毎日入力します。
給料は時給制
派遣社員の給料は時給制です。
時給は派遣会社や地域によりますが、地方ではおおよそ1000円~1100円です。専門職種になれば、1500~2000円近い時給もあります。
1000円~1100円を8時間×20日分で計算すると、160,000円~176,000円。
これは総支給額なので、手取りだと約135,000~151,000円です。
ご自分の給料と比べていかがですか?
派遣社員の給料は、地方の正社員より多く給料をもらっているケースもあります。
派遣社員は終了時間になれば即帰宅できると、先程書きましたが、派遣先によって残業が発生する仕事もあります。(その場合は面談のときに説明されます)
その残業代もきちんと支払われ、時給とは別に「残業手当」が発生します。さらに22時以降になると「深夜手当」がプラスされるので、これらが積み重なるとけっこういい給料になります。
実際に私は、残業代の積み重ねで最高20万円越したことがあります。正社員では叶わなかった数字なので、この時はとても嬉しかったです。
派遣になってよかったこと
派遣社員になって1年半が経ちますが、「どうしてもっと早くなっていなかったんだろう」と後悔するほど、派遣社員になってよかったと思っています。
人並みに生活ができるようになり、余裕も出てきました。友達の誕生日プレゼントを躊躇なく買える。貯金もできるようになりました。本当にいいことばかりです。
ここでは、派遣社員になってよかったことを解説します。
正社員の頃より給料高い
先程も書きましたが、派遣社員のほうが正社員の頃より給料が高くなりました。
時給制なので働いた時間分は、きっちりもらえるからです。
正社員時代は、8時間を超える残業は支払われることはないので、時給に換算すると最低賃金以下です。
「月給」だと長時間働いても、それが給料に反映されない企業がほとんどなのが現状です。
飲食店時代だと500円以下。加えてボーナスも少なく、働いているのに貯金を切り崩して生活していました。
派遣社員になると働いた分きっちり給料がもらえるので、時給計算した金額通りの数字が給料になるので、正社員より給料が高くなります。
今まで我慢してきたモノが買える
給料が増えたことで、低収入だった正社員時代に我慢していたモノが買えるようになりました。
例えばコンビニの新商品、スイーツ、靴、洋服、高い化粧品。
これらを買うことで視野が広がり、今まで家に閉じこもりがちだった私が、休日に外出して行きたいお店に行くようになりました。
好きなモノが買えるようになると、行動力も前向きに変わってきます。
仕事がラク
派遣社員の業務は、比較的簡単なことが多いです。
正社員のサポート的な役割なので、業務内容は責任が軽い仕事や雑用だからです。
既存の社員さんの仕事は難しいこと、派遣社員の仕事は大抵誰でもできることです。
毎日出勤、基本的なパソコンの操作、電話対応ができていれば問題ありません。
仕事がラクだとプレッシャーを感じることがないので、精神面も安定します。
休日がカレンダー通り
ほとんどの派遣の事務職はカレンダー通りの土日祝休みです。
正社員の頃は休みが少なく、家にいても仕事のことを考えてしまいがちでした。
派遣社員になると派遣先のことも、業務のことも考えなくていいので、土日休みは本当にゆっくりできます。
イベントも土日祝がメインなので、そういった場所に出掛けることができ、楽しく過ごせることができます。
GW、お盆、年末年始の大型連休が休みなので、予定も組み立てやすいのもメリットです。
まとめ
派遣社員がいいイメージがないのは単なる先入観です。
実際、給料は働いた分きちんと支払われ、社会保険も完備されています。低収入の正社員よりもよっぽど待遇がいいです。
今、正社員で給料や休日の少なさで悩んでいる方には、派遣社員を視野に入れてみてはいかがでしょうか?
派遣社員として働くと、仕事内容の軽さ、給料と休みの多さに、きっと驚きますよ。