しぐりんブログ

自由気ままに過ごしています。最近は好きなモノを発信しています。

【現役派遣社員が教える】派遣社員のメリットとデメリット

 

f:id:kmtu15:20210627172233j:plain

就職といえば一般的に正社員ですが、現実なかなか採用されないことが多いです。

正社員もしくは契約社員にも採用されなかった場合、派遣社員という働き方もあります。

 

ここで派遣社員未経験者の人は、

「実際、派遣社員ってどうなの?」

「派遣ってよくわからなくて怖いし、抵抗がある」

派遣社員って辛くない? 」

と悩みが出てきます。

 

そこで、派遣社員で働こうか悩んでいる人に次の3選をご用意しました。

 

  • 派遣社員のメリット・デメリットのまとめ
  • 安心できる派遣会社を見つける方法
  • 気楽にできる派遣求人

 

この記事を書いている私は、現在派遣社員として働いています。

今まで登録した派遣会社は7社。2社派遣会社を経験し、トータル1年半です。

 

こういった私が、解説していきます。

 

 

派遣社員のメリット・デメリットのまとめ

派遣社員未経験の人は、派遣社員のことがよく分からず、

不安に思っていたりネガティブなイメージを持っていることが多いですよね。

実際に派遣社員で働いてみて、メリット・デメリットを経験したので、

以下をご覧ください。

 

派遣社員のメリット

①基本的に規程の就業時間で退社

②地方の正社員より給料がいい

③派遣先が嫌になればスパッと辞められる

④休日出勤手当・残業代・残業手当・深夜手当が付く(派遣会社による)

⑤トラブルや悩みがあれば、派遣会社担当者に相談できる。

⑥事務職に転職しやすい

 

①基本的に規程の就業時間で退社

 

派遣社員は基本的に規定時間で退社できます。

契約で退社時間が決まっているからです。

 

私が初めて派遣社員として仕事した初日、定時時刻になるとスッと帰っていいことに驚きました。正社員では、ほぼあり得ないことですよね。

 

契約で就業時間が決まっているので、定時帰宅しても問題ないです。

 

ただ、残業が発生する仕事もあります。派遣の求人には、残業があるかどうか、ある場合は月にどれくらいか記載されています。

残業したくない人はココをチェックするようにしましょう。

 

②地方の正社員より給料がいい

 

地方では、正社員よりも派遣社員の方が給料いい場合が多いです。

派遣社員の給料って安いんじゃないの?」と思われがちですが、そんなことありません。

 

地方の正社員の場合、薄給で長時間労働が目立ち、時給換算すると派遣社員の時給より少ないからです。

派遣社員には、ボーナスはないですが、そもそも正社員でもボーナスは期待できないですよね。

 

私も、長年正社員をしてきましたが、派遣社員の給料の方がよく、もっと前から派遣社員で働けばよかったと思いました。

私に限らず、同じ職場だった先輩も派遣社員になった時に同じことを言っていました。

 

このように、地方では正社員より派遣社員の給料方がいい場合があります。

 

③派遣先が嫌になればスパッと辞められる

 

派遣先が合わなくて、嫌になって辞めたいと思ったときはスパッと辞められます。

なぜなら、派遣社員は基本的に3か月毎の契約なので、次回更新さえしなければ契約満了となるからです。

 

正社員で辞めようとすると、言いづらかったり、引き止められたり、辞めさせてくれなかったりと、辞めることをなかなか受け入れてくれません。

 

ですが、派遣社員になると、3か月更新なので「次回更新はしません」と派遣担当者に伝えるだけで、契約した最終日できっちりと辞められます。

 

辛い仕事が辞められない人へ

④休日出勤手当・残業代・残業手当・深夜手当が付く(派遣会社による)

 

派遣会社によりますが、休日出勤手当、残業代、残業手当、深夜手当が付きます。

残業代をカットされる正社員が多い中、派遣社員にはきっちり残業代がつきます。

何分刻みで計算されるのかは、派遣会社によるので聞いてみましょう。

 

残業手当は、残業した時間の給料とは別途の手当です。

深夜手当は、22時以降に仕事をすると発生します。残業手当と深夜手当は、1日だけだとわずかな金額ですが、この手当が積み重なると、プチお小遣いほどの金額になります。

 

正社員だとカットされそうな、休日出勤手当、残業代、残業手当、深夜手当がきっちり付くのは、十分なメリットです。

 

派遣会社によって手当の付き方が違うので、就業前に確認しましょう。

 

⑤トラブルや悩みがあれば、派遣会社担当者に相談できる

 

とても心強いのは、トラブルや悩みがあれば、派遣会社担当者に相談できることです。派遣先で起こった、自分では解決できないトラブルや悩みは、仲介役でもある担当者が取り持ってくれます。

 

実際にあった例は、派遣先の都合で職場体制が急に変わり、派遣社員の責任が増えるような体制になったケースがありました。

そこで、派遣会社の担当者に相談したところ、親身になってくれて、派遣先に事情を聞きに行ってくれました。

私個人と派遣先の間に入ってくれて、フォローが手厚いのがありがたいです。

 

このように、トラブルや悩みがあれば、ひとりで抱えこまずに派遣会社担当者に相談できます。

 

⑥事務職に転職しやすい

 

事務職に転職しやすいのは、キャリア転換したい人にとって最大のメリットです。

正社員で就けない人は、派遣社員だと事務職に転職できます。

 

派遣社員だと未経験OKの事務職の求人が多く、仕事内容も簡単な事務作業がほとんどなので、採用される確率が高いです。

 

正社員での事務職の求人は常に人気で、基本的には事務経験者しか雇わず、未経験での転職は採用されません。私も、正社員での事務職はどこも採用されず、派遣社員で事務職デビューできました。

 

未経験・スキルがなくても派遣社員だと事務職に転職しやすいです。

あなたに合った派遣求人ならマイナビスタッフ!!

 

派遣社員のデメリット

 

①毎日就業時間を付けないといけない

②最大3年までの勤務

③派遣先によって仕事内容が明確ではない場合もある

④派遣先のルールに従わなければならない

 

①毎日就業時間を付けないといけない

 

派遣社員になると、ネット上もしくは紙のタイムカードに毎日就業時間を入力しないといけません。

毎日就業時間を入力するのは面倒で、忘れてしまう場合もあります。

 

ネットの場合、画面を開いたらパスワードやIDを入力ないと時間入力できず、間違えて入力した場合はやり直さなくてはなりません。

 

毎日就業時間を付けないといけないは、面倒だと感じます。

 

②最大3年までの勤務

 

長期採用でも最大3年までの勤務です。

これは、派遣法により決まっていることなので、どうしようもできません。

心地よい職場を見つけても3年経てば契約満了となり、次の仕事を見つけるために働きながら仕事を探すことになります。

 

3年サイクルで仕事を変えるのが面倒な人や、ずっと同じ職場で働き続けたい人にはデメリットです。

 

③派遣先によって仕事内容が明確ではない場合もある

 

派遣先によって仕事内容が面接で聞いたことと実際異なる場合があります。

 

派遣社員として働くと契約書が送られてきますが、これに記載している業務内容があやふやな書き方をしている場合は要注意です。

 

私の場合、幅広い意味で捉えられる業務内容の記載がされていて、当初していなかった事務作業を任されたり、新人に業務を教えたりしています。

どこまでが契約業務範囲内なのか明確になっていないと、仕事が増えてしまいます。

 

仕事内容が明確ではない派遣先は気を付けたほうがいいです。

 

④派遣先のルールに従わなければならない

 

直接雇用ではなくても、派遣先のルールに従わなくてはなりません。派遣先の指示で、業務を行うからです。

 

仕事内容には記載されていない、その会社でのルールがあり、実際あったことは、職員の弁当注文、職場の冠婚葬祭用の積立金(月3300円)、飲み会の参加(コロナで中止)です。

 

派遣先の会社の一員でもないのに、職場のルールに従わなくてはならないのは辛いところです。

 

安心できる派遣会社を見つける方法

色んな派遣会社があり、どこがいいのか分からなくて迷いますよね。

過去7社に登録した経験がある私が、安心できる派遣会社、やめたほうがいい派遣会社の見分け方をまとめました。

 

安心できる派遣会社

①大手の派遣会社

②派遣会社の担当者が親切かどうか

 

①大手の派遣会社

 

一番いいのは全国に支店がある大手の派遣会社です。

大手派遣会社のメリットは、以下の3つです。

 

・求人件数が多い

・ネット上で勉強できるe-ラーニングがある

・資格応援制度がある(派遣会社による)

 

住んでいる都道府県によって、支店がない派遣会社があるので、ネットで調べて支店がある大手の派遣会社に登録しましょう。

 

②派遣会社の担当者が親切かどうか

 

派遣会社の担当者が親切かどうかは、この先ずっと自分の担当になるので大切なことです。

 感じがいいか、丁寧か、不快に思わないかチェックしましょう。

 

その担当者が親切であれば信頼できる派遣会社です。

 

 

やめた方がいい派遣会社

 

 ①個人で経営している派遣会社

 ②地域限定の派遣会社

 ③ゴリ押しする営業担当者の派遣会社

 

①個人で経営している派遣会社

 

個人で経営している派遣会社は、大手派遣会社のようにきっちりしていません。

契約も交わさず、口約束で事が進んでいくことがあります。

 

実際に私は、契約社員からのスタートと言われましたが、上層部との面談した後、アルバイトからのスタートになってしまったので辞退した経験があります。

 

個人経営の派遣会社は、契約に関してきっちりしていない場合あるので、やめましょう。

 

②地域限定の派遣会社

 

地域限定の派遣会社は、求人件数が少ないのでおすすめできません。

 

求人件数が少ないと、自分に合う仕事が見つからないことが多いからです。

契約満了後も同じ派遣会社で働きたいときに、いい求人がない可能性があります。

 

このような理由で、地域限定の派遣会社はオススメできません。

 

③ゴリ押しする営業担当者の派遣会社

 

まだ求人を選んでいなのに、ゴリ押しする営業担当者がいる派遣会社は辞めましょう。

 

実際に、こちらが乗り気でないのに求人をゴリ押しされて困った経験があります。

後日、その求人に関して説明を聞きに行ったのですが、自分がしたい仕事内容ではありませんでした。

 

こういった経験があるので、ゴリ押しする営業担当者がいる派遣会社はやめましょう。

 

 気楽にできる派遣求人

派遣社員は辛い」というネガティブなイメージがありますが、そんなことはありません。専門職でないかぎり、比較的ラクに仕事ができます。

気楽にできる派遣求人をまとめました。

 

①未経験の事務職

②期間限定の仕事

③専門的ではない仕事

 

①未経験の事務職

 

未経験の事務職は気楽にできます。

求人に「未経験OK」記載されているくらいなので、仕事内容は比較的簡単なことばかりだからです。

 

基本的には、簡単な事務作業やチェック業務なので、あまり戸惑うことなく仕事ができ、分からないところはきちんと教えてくれます。

 

未経験だからこそ難しい業務はなく、責任もあまりないので、気楽にできます。

 

②期間限定の仕事

 

期間限定の仕事は、他の仕事と比べて精神的にラクにできます。

数か月間だけ仕事なので、仕事内容や責任が軽く、技術もそこまで求められないからです。

 

期間限定の仕事は、その会社の繁忙期間が多く、忙しくて手が回らない社員の代わりに、簡単な業務をする仕事です。

主に書類チェック業務や数字の入力作業があります。

 

簡単な仕事が多いので、期間限定の仕事は比較的ラクにできます。

 

③専門的ではない仕事

 

専門的ではない仕事は、難しい仕事はなく気楽にできます。

 

専門的な技術を求められず、基本的なパソコン操作さえできれば大丈夫だからです。

専門職以外の求人は、簡単な事務作業や電話対応などが多く、難しい知識は求められません。

 

よって、専門的ではない仕事は気楽にできます。

 

ただ、業務内容が多い求人は、忙しい会社の場合があるので、そこは問い合わせたほうがいいです。

 

まとめ

派遣社員にはメリット、デメリット両方存在するので、それ見た上で自分にとって「派遣社員」が働きやすいかどうか判断できます。

 

初めて派遣社員として働く人は、大手派遣会社がおすすめです。

また、絶対に派遣社員は嫌だという方も、採用されないと生活費が心配になってくるので、正社員の仕事に就くまで、一時的に派遣で働く手もあります。

 

以上を踏まえて、派遣社員も視野に入れてみませんか?